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Carbon EXを活用したJ-クレジットの購入で、脱炭素経営業務の効率化と環境貢献の取り組みを実現

株式会社小野測器

カーボンクレジットの調達代行
顧客インタビュー
公開:2024年12月23日

課題


ソリューション


インパクト



株式会社小野測器02

小野測器は、電子計測機器の製造を中心に、車両開発ソリューションやデータ収集・解析システムを提供する企業です。当社は自動車メーカーの試験装置やJAXAのH-IIAロケットにも技術を提供しており、その高い信頼性と技術力が評価されています。計測器業界では多くの企業が特定分野に特化する中、小野測器は幅広いサービスを展開し、特に音響振動部門ではパイオニアとしての地位を確立しています。

特に、多くの自動車メーカーと取引があり、当社の計測器が開発現場や製造ラインに組み込まれていることも大きな強みです。現在、自動車業界はガソリン車からEVへの大きな転換期を迎えており、EVの静かな運転に伴う振動や音の可視化と低減が新たな市場機会として浮上しています。


世の中の環境への意識の高まりに伴い、当社は、2022年4月からサステナビリティの取り組みをさらに加速させ、製品梱包材の67%を石油由来のものから紙資材に切り替えました。2024年3月には、宇都宮の工場に太陽光発電設備を導入し、駐車場にはEV用充電施設も設置しました。さらに、取引企業のご厚意で県内の山林の一部を「おのそっきの森」として借用し、社員が除草や植林を行う活動を始めました。

脱炭素の積極的な取り組みにより、環境に配慮した製品づくりや製品の製造・使用プロセスにおけるCO2排出量の削減貢献を試みてきました。これらの取り組みは、同業他社にとって先行できていると自負しています。そのため、製品のCO2排出量(CFP)が少ないということは、私たちの強みとなる可能性があると考えています。その上で、さらなるカーボンニュートラルな商品づくりをするため、カーボンクレジットの購入も行っていました。







株式会社小野測器のLogo
株式会社小野測器
業種:電子計測機器メーカー
本社所在地:神奈川県
代表者:代表取締役社長 大越 祐史
社員数:646名(2023年12月時点)

私たち小野測器は、今年で創業70周年を迎え、次世代技術の研究に欠かせない計測器を提供しています。
【事業概要】電子計測器・試験機の開発・製造・販売
●自動車分野:車両の開発に関わるモーター/エンジン性能及び、パワー・トルク・燃費(電費)・燃焼・排ガス等の走行性能試験装置を開発しています。
●音・振動計測分野:自動車や家電製品の音質測定で環境や人への影響軽減に貢献しています。
●エンジニアリング・サービス:ベンチマークレポートの販売、音響/振動関連・自動車評価試験のコンサルティング、受託試験

※掲載内容は取材当時のものです。