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Carbon EXを通じて環境負荷を数値化し、カーボンクレジットの創出を通じて福島復興に寄与

日本電計株式会社

創出コンサルティング
顧客インタビュー
公開:2024年12月20日

課題


ソリューション


インパクト



電子計測機器

日本電計は、1950年に設立された電子計測機器の商社です。当社の主な事業は、電子計測機器の販売であり、パソコンやスマートフォン、自動車など、電気を使用するさまざまな製品の計測機器を取り揃えています。計測機器は、目に見えない電気信号や電波信号を観測でき、電気製品の研究や開発、生産には欠かせないモノ作りのマザーツールです。この計測機器を提供することが、私たちの重要な役割です。

当社は国内49拠点と海外51拠点から集まる豊富な情報を活用し、お客さまとのコミュニケーションを通じてニーズを正確に把握することで、最適な製品を提案しています。また、独立系商社であることから他社に依存せず幅広いニーズに柔軟に対応できる点も強みです。特に、近年では、電動化を推進する企業との取引が多く、電気計測のニーズが高まる中で、環境負荷軽減への対応がますます求められています。また、当社は商社であり、自社で工場を持っていないため、スコープ1やスコープ2の削減が難しいという現実も抱えています。

その中で、持続可能な社会があるから、私達がいる。企業が存続しつづける。これらの意味を考え、企業の社会的責任(CSR)の一環として東日本大震災後の福島県への復興支援を行うことを決定しました。震災より10年以上も経過している今でも、福島県産の農作物が流通で滞っている状況を目の当たりにし、農業を通じて復興に貢献したいと考えました。具体的には、地元の農業従事者と協力し、ロボットや計測技術を活用した農薬ゼロの栽培を行い、フードバンクを通して、美味しい新米をこども食堂に寄付するプロジェクトを立ち上げています。今後も企業理念のパーパスに挙げる「計測技術で社会に貢献」の具現化を模索していきます。




電子計測機器2




日本電計株式会社
業種:電子計測機器商社
社員数:連結 1,195名(2024年9月時点)
所在地:東京都台東区

1950年に電子計測機器の専門商社として設立以来、70余年に及ぶ歴史の中で常に技術革新に求められる不可欠な計測機器とサービスを提供し、独立系専門商社としてお客様やメーカー様の信頼を築いてきました。テクニカル商社への転身を目指して国内49拠点、海外は14の国と地域に51拠点のネットワークを広げ、グローバルにお客様をサポートしています。システム製品・検査機器・試験装置・受託試験・規格試験への取組・計測技術セミナーの開催など市場ニーズの対応範囲を拡充させています。「計測技術で社会に貢献」をパーパスとする企業理念のもと、これからも事業を通じて弊社に関わる皆様への貢献と共に企業価値の向上を図ります。

※掲載内容は取材当時のものです。

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